リフォーム物語C B 邸 前編
昨年の台風と地震のの連続で雨漏りで壁に水がまわりクロスがめくれてきたため、
貼り替えたいとの以来、箇所は和室と玄関ローカ3Fまでとトイレ。
トイレには腰パネルと収納が欲しいという事でした。
とりあえずは雨漏りの箇所を突き止めなくてはなりません。
ALC構造3F建。 ALC板の上にタイル張りと言う、極めて水の浸入を突き止めにくい建物です。2Fのベランダ天井の付近の室内、和室とローカに雨漏りがあるとの事です |
2F天井、鉄骨の梁を囲っている内装下地に大量の結露があったので破ってみて見ると台風から数ヶ月経った今でも水滴が鉄骨に見られました。さらに調査です。 | 各階天井に点検口を設けて |
水の浸入経路を探します。 | 実際、台風の様な横風と大量の雨の時にしか雨漏りは無いので噴霧器を使用していたるところから水を流してチェックしました。 | 外壁の出角、要はALCの角の継ぎ目にあたる部分のタイルにひび割れが多量に見つかりました・・が、実際ALCの継ぎ目にもコーキングがされているため、大量の水の浸入は考えにくいです。 |
だんだん、怪しい部分が絞られてきました。ベランダの天井をめくって中を調査すると・・・ | やっと、ありました。水の侵入跡、錆びてます。 | 建築時にも雨やコンクリートの流し込みで鉄骨は当然濡れるので多少の錆や水の跡は沢山ありましたが、ここだけは現在でも水気が残っており、付近の外壁から水をかけるとやはりにじみでてきました。少量ですが長い時間、台風等の強風・豪雨が続くとここから鉄骨の梁を伝って室内に水が到達した。・・との考えかたが、この時点での結論です。 |
これの他には侵入は見当たらなかった事と、更に調べるには大掛かりな工事にもなります。
お施主様と相談し、台風等の強風・豪雨でない限り雨の侵入はないと説明し、今回はできる範囲でのコーキング補修で様子を見るよう薦めて、これ以上の
調査と工事は再度見積もり、と言う事で内装のリーフォームを開始する事にしました。
防水工事は後編に記載する事にします
トイレのクロス貼り替えと腰パネルを設置してスッキリしたイメージチェンジ! | 収納スペースの要望で上下2段に扉付きの収納BOXも追加! | 和室はクロスの貼り替えと畳の表替え・襖の張り替え! |
1Fにある浴室の床タイルにひび割れがあり、また、水が溜まってしまうらしく、全面的に張り替えることになりました。 | 仕上がりです!浴槽廻りと新設タイルの周りは防水コーキングをしてあります! | 玄関〜3Fまでのクロスの貼り替え!クロスは写真ではあまり変化が分かりにくいですが綺麗になりましたよ |
今回の工事はこれにて完了!
雨漏りの方は解決に至っていません。
後編に続く・・・・