調査シート
番号
密閉時間
調査シートの所見
5時間00分
合板のFC-0とFC-2との濃度差が2.16倍と極めて顕著である。
       
                      
8時間00分
1.より、さらに3時間密閉後の測定。FC-2では1.19倍増え、FC-0ではむしろ減りぎみ(測定器の誤差範囲?)である。
                     
                     
8時間00分
装置作成より半月間の開放後の測定。FC-0、FC-2共あまり変化はなしではあるが、減りぎみと増えぎみの差あり。
                             
                 
8時間40分
FC2装置}装置作成より1ヶ月放置し、5面クロス貼りより3日後の測定。著しく減っているのが不思議。クロスで一時的に抑えられているのか?
                       
        
5時間30分
FC2装置}CF、ソフト巾木施工直後(速乾ノリ)の測定。4.より0.03ppmの増加である。
                   
                          
8時間00分
FC0装置}某社製減衰液効果調べ。8時間密閉後測定(0.115ppm基準値とする)し、原液容器(直径85mm)の蓋を取り装置底に設置したものである。
        
*6
54時間30分
FC0装置}基準値より0.025ppmの減少が認められるが、効力の確認の為引き続き密閉し経過をみる。
                  
        
313時間00分
FC0装置}13日経過しての測定ではあるが、基準値と比べ0.545ppmの増加である。FC-0とはいえ揮発し蓄積された値が高く効果が及ばなかったと判断する。
        
266時間30分
FC2装置}内装済みFC-2装置の長時間密閉の状態での調査であるが、5.と比べ0.91ppm増加の1.08ppmを記録した。
                     
                 
5時間30分
FC2装置〔内装済み〕}減衰処理効果調べ。測定値0.28ppmを基準値とする。
                            
           
10
5時間30分
FC2装置〔内装済み〕}1回処理後。基準値と比べ0.04ppmの減少がみとめられるが期待はずれ。
                     
           
11
5時間30分
FC2装置〔内装済み〕}2回処理後。基準値と比べ0.114ppm(40.7%)の減少がみとめられる。
               
           
12
5時間00分
FC2装置〔内装済み〕}3回処理後。基準値と比べ0.125ppm(44.6%)の減少がみとめられる。
                  
           
13
5時間00分
FC2装置〔内装済み〕}4回処理後。期待する値が出ないのは、合板木口からの揮発分であるとのメーカー側の申し出により木口をビニールでカバーして計測。基準値と比べ0.161ppm(57.5%)の減少がみとめられる。
           
14
5時間40分
FC2装置〔内装済み〕}5回処理後。13.と殆ど変わらず減衰テストを終了する。
                   
           
15
5時間40分
6ヶ月開放状態で実験室内に設置後の測定。
FC0装置}は、*6.より0.05ppm減少
FC2装置〔内装済み〕}は、14.より0.1ppm増加している。(減衰処理の効果が後退している)
備考
      

       

※装置内寸法(縦75cm×横78cm×高91cm)
※装置設置室ホルムアルデヒド濃度(0.05ppm平均値)
装置、進行状況の写真(別途添付)